「ガルム、お前は追放だ」
「……念のため確認しますが、それは有給消化後という意味でしょうか?」
三百年もの間、魔王軍の第七城門を守ってきた旧式ゴーレム・ガルム。
だが彼は、魔王軍幹部ヴァルザから「石くず」と呼ばれ、退職金なし、有給なし、労災なしで荒野へ廃棄されてしまう。
遅い。古い。汚い。役立たず。
自分でもそうだと思っていたガルムだったが、荒野で聖女リリアに拾われ、汚れた外殻を浄化されたことで、とんでもない事実が判明する。
中身は、伝説の神鉱オリハルコン。
物理攻撃は通らない。
魔法は勝手に反射する。
本人は逃げたいだけなのに、聖女を守り、砦を守り、街を守り、いつの間にか人間たちから「守護神様」と呼ばれるようになってしまう。
一方、ガルムを捨てた魔王軍では、彼がいなくなった途端に防衛線が崩壊。
ようやく価値に気づいた元上司は「戻ってこい」と言い出すが、もう遅い。
これは、石くずと呼ばれた小物ゴーレムが、聖女に磨かれ、人間の街の守護者になっていく物語
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※執筆補助として生成AIを一部使用しています。
※物語構成・加筆修正・最終稿は作者本人が行っています。