恋と友情、そして命を懸けた決断――青春は止まらない。
世界を股にかける財閥の御曹司・嘉位は、U-15日本代表として世界一を経験した天才投手。しかし、ある理由で野球を捨て、超エリート進学校・和井田学園へ進学する。
入学式の日、偶然ぶつかった少女・香織。彼女は、嘉位にとって“絶対的替えの効かない、唯一無二の存在”だった――。
香織は、八重の親友。そして八重は、時に未来を暗示する不思議な夢を見る少女。その夢が、やがて物語を大きく動かしていく。
ゴールデンウィーク、八重の見た夢は、未曾有の大災害を告げていた。偶然か、必然か――。
嘉位と仲間たちは、命を守るために立ち上がる。財閥の後継者としての経営手腕、野球で培った戦術眼、そして仲間の知恵と勇気を武器に、「誰も欠けさせない」という信念を胸に走り続ける。
友情と信頼が結ぶ絆は、やがて災害を未然に防ぎ、再びグラウンドへと導く。
物語は、甲子園を目指す青春の頂点へ。歓喜と涙、そして新たな夢への挑戦。その中で、恋もまた静かに進んでいく。
「ずっと、君が好きだった」――告白の言葉が、災害と勝負を越えた心を震わせる。
恋と友情、希望と絶望、そして涙と熱狂が交錯する群像劇。一人ひとりが主人公。人生に脇役はいない。
あなたの心を揺さぶる物語が、ここにある。これは、誰かの未来を変えるかもしれない青春の記録。
友情と恋愛、夢と責任、そして命を懸けた選択が交錯する、かけがえのない日々。現代ファンタジーとリアルが交錯する、究極の青春群像劇が今ここに開幕する。
※カクヨム掲載中
R15, ESN大賞9, 男主人公, 女主人公, 学園, 現代, 群像劇, 青春, スクールラブ, パッシュ大賞, 123大賞6, ネトコン13, 集英社小説大賞6, 章完結, 現代ファンタジー