迷い込んだら出られない。深く果てない森の中、新月の夜に誰かが「墜ちて」くる。彼等はいつだって奇妙で哀れで滑稽で、呆れるほどに切実だった。
甘く優しく残酷に、森は彼等を受け入れる。結末の果ての、その先へ。
これは微睡む走馬灯が唄う、虚ろな御伽噺と、とある三人の物語。
*この作品は雪麻呂著「ヒュプノランタン」シリーズ(現在非公開)より、作者本人が加筆修正したものを再投稿した作品です。
R15, 残酷な描写あり, メルヘン, 魔術士, 迷いの森, 家族, ややホラー要素あり, 鬱展開あり, 基本まったり, 四季, 運命, 一章ずつ完結, 哲学, アニミズム
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