「お前との婚約を破棄する。無能はいらん。数値十倍の新聖女がいれば十分だ」
第一王子の宣告で、聖女セラフィナとの契約は切れた。
その瞬間、王都を守り続けてきた結界も止まる。
だが、王子は知らなかった。
セラフィナが支えていたのは、名誉でも飾りの肩書きでもない。
この国そのものを繋ぎ止める、本物の“鍵”だったことを。
数値十倍を誇る新聖女がどれだけ祈っても、結界は戻らない。
当然だ。
必要なのは、見せかけの数値ではない。
王都の結界に適合する『鍵』が違うのだから。
警鐘が鳴り響き、結界の光は空から剥がれ落ちていく。
迫る魔物。崩れ始める王都。
今さら「戻れ」「結界を張れ」と懇願されても、もう遅い。
セラフィナはすでに隣国へ渡り、不当な扱いの証拠も押さえていた。
そして新天地で、彼女はようやく正当に評価される。
捨てられた聖女ではない。
誰にも扱いきれなかった本来の力を持つ、本物の魔導士として。
やがてその力は隣国で真価を現し、彼女は『大魔導士』と呼ばれていく。
数値だけを信じた国が崩れ落ちる中、捨てられた聖女は新天地で本当の力を示していく逆転ざまぁファンタジー。
※本作は同タイトルの短編の連載版です。
短編が好評だったので、連載を開始しました。
ブラッシュアップして続きを執筆しました。
短編版は下記リンクから。
https://ncode.syosetu.com/n8070lp/
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