赤い髪と色違いの目を持つリリスは「赤い髪の子供は殺せ」という王家の掟から、世継ぎの王子として生まれながら、風の精霊女王セフィーリアに使用人として引き取られ、教えを受けて魔導師として成長する。
しかし、世継ぎの王子キアナルーサの旅に同行したことから、自分が本当の世継ぎである事を知った。
彼は双子の弟である王子キアナルーサに仕えることで世継ぎ争いから逃れようとするが、懸念する王に隣国トランの魔導師から攻撃を受けていた国境の町レナントへと送られてしまう。
忌み嫌われる赤い髪と、赤とグレーの奇抜な瞳の色から魔物とそしられる彼だが、その純粋で真っ直ぐな気持ちに応えようと次第に周囲の人々は受け入れ仲間となって行く。
やがて戦いの中で彼は、火の精霊王の巫子である事が明らかとなる。
だが、火の神殿は300年前、巫子が魔女となり国を滅ぼそうとした災厄で、罪を問われて神殿は取り潰されていた。
何一つ証明の無い中、地方領レナント領主の後ろ盾を得て王都に向かうリリス。
しかし、王族の隠された思惑は権威の高かった火の神殿の再興を許さず、王子キアナルーサも自身の地位が揺らぐことを懸念して、心が揺らぐ。
人々の思惑渦巻く中、命を狙われながら火の神殿の再興を目指すリリスの戦いの記録。
戦いの風が吹き荒れるアトラーナの物語。
登場人物にスポットを当てた短編集
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書いたら更新。
時間も不定期。
完結に向けて突き進む!