王国四大公爵の一つ、リザンドル公爵家の公女セレーヌ。魔道具開発から政治的判断までこなす、誰もが認める才色兼備の彼女は本日王立学園中等部に入学した1年生だ。父が入学間近に決めた婚約者に入学初日に会うこととなったセレーヌは歓喜した。なぜなら「顔が良くて所作も完璧で、完全にどタイプ」だったからだ。婚約者となった侯爵家の次男リュシアンは妾の子として冷遇され、社交界でも学園でも“存在が薄い”青年だった。あまり良くない噂を聞いていたセレーヌだが、実際にリュシアンと過ごしていくと全てが自分のタイプすぎて、守って、甘やかして、溺愛していくことにする。衣装も魔道具も愛も全部用意して、「私の隣にいればいいのよ」と連れ歩いた結果――なぜか誕生してしまったのは、最強で最重でヤンデレな婚約者だった。
スパダリ系包容力高め公女が一目惚れで溺愛した結果、世界一重い愛を育ててしまう物語。