黒い髪に黒い瞳のジャンヌの使命は、「次の時代のために世界を保存すること」である。
聖女が病に倒れ、各地は魔族や魔物たちが活発的に動いている。不安定な世界を歩く「魔女」ジャンヌは各地の有力者に「貴方の世界は滅びるから文化的価値があるものは結界の中に運んでおいて」と告知する簡単なお仕事をしている。罵声と怒号は日常茶飯事。だけどジャンヌはくじけない。お供の脳みそ筋の聖騎士と一緒に、今日も今日とて余命宣告。
人は死ぬし裏切るし、なんなら醜く乱暴である。自分の世界が滅びるとなった時に、人は何を神に祈って差し出すのか。