公爵令嬢エリーザは、帝国人らしからぬ黒髪と黒目を持っている。素性を隠し、下町でカフェを営む彼女を、悪逆皇子の異名を持つ第一皇子セドリックがある日訪ねてきた。「婚約者になってほしい」という彼に、エリーザは断るものの、彼は「口説き落とす」と宣言し、日を置かずやってきた。通い詰める彼にうんざりしつつも、セドリックが巷で言われているような人物ではないと気づくエリーザ。やがて帝位争いは激化し、ある日、セドリックの訃報をエリーザは知ることとなる。「薬物におぼれて死んだ」とそしりを受ける彼、逆にセドリックの功績はすべて皇帝となった第二皇子ロランのものとなり、国民は彼の即位を祝福する。セドリックの真相を調べ始めるエリーザにロランは「南部にお帰りなさい。そうすれば、あなただけは幸せでいられますから」と告げられ、激しい憎悪と無力感に苛まされたエリーザは、聖女だった亡き母の力を使い、過去に回帰する。「今度こそ、あなたの未来を守るから」。
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※38話分ストック有