前世で『黒騎士』と呼ばれた最強の騎士は、国を守るために戦い続けて、剣を握ったまま命を落とした。
次に目を覚ました時、彼は赤子になっていた。しかも、北の小国フィーゼルマインの第三王女アリエルとして。
中身は老練な黒騎士。
外見は天使のような幼女王女。
赤子の頃から魔力を鍛え、一歳で魔法書を読み、三歳で剣を握ろうとするアリエルに、侍女も騎士団も王宮も大混乱。周囲は「あの方は神童だ」、「女神の生まれ変わりでは?」と勝手に崇め始める。
けれど、アリエル本人はいたって真面目だった。
前世で守り切れなかった後悔がある。
そして今世では、母が愛したこの国を守ると誓った。
幼女だからと侮る者は、剣の一振りで黙らせる。
王女だからと止める者には、満面の笑顔で押し通す。
これは、最強すぎる幼女王女が剣と魔力で国を守り、周囲を勘違いと崇拝で大騒ぎさせていく守護姫無双ファンタジー。