普通の高校生だった俺、幸木 七戸(さちのき ななと)は、ある日突然『鏡を見ると体が縮む』という謎体質を発症してしまう。
それを知った育ての親から、ある話を持ちかけられた。
一般的には知られていない、未知の島があるという。
「その島に行けば、元に戻れるのか?」
「恐らくな。」
「…恐らくって…」
そんな曖昧な情報だけを頼りに、未知の島に行けってのか? 未知の島なんて、本当に実在するのか?
そんなこんなで、俺の見知らぬ島での生活は突然幕を開けた。
早く体質を治して元の生活に……と思っていたのに。
エルフ? 獣族? 魔道具に魔物!?
果たして俺はこの島から無事に生きて帰れるのだろうか……