もし現代の日本に異世界から召喚術師がやってきたら、あなたはどうするか?その人から召喚術を習う?それともその人を利用する?
この物語は異世界からやって来た一人の召喚術師が、慣れない現代日本での生活を通して、多くの人たちと出会ってどのように成長していくのかを記した物語である。
その召喚術師、名前はカーンフェルトと言う。彼は地球から遥か遠く離れた惑星サモナルドのケンタリア国における当代髄一の召喚能力を誇る召喚術師である。そして惑星サモナルドでは、召喚術師と呼ばれる者達が日常生活から国家間の戦争に至るまで幅広い分野で強い影響力を与えている。ところが、ある召喚実験において致命的な問題を引き起こし、カーンフェルトは自らの命を失うことに。そして、カーンフェルトの魂は奇跡的に現代の日本に住む一人の青年最神玲(もかみれい)に転生することで復活を果たしたのである。転生した国、日本で彼は新たな人生を歩むが、他の日本人とは異なり彼には召喚術を扱うことが出来る。召喚術が存在しない日本で転生したカーンフェルトは、この先どのように生きていくのか?また、彼にどのような運命が待ち受けるのか?そして、カーンフェルトは元の世界に二度と戻ることは出来ないのか?実はそのカギを握るのが、最神玲の親友の物部かすみとケンタリアのカーンフェルトの同僚であるサリベリーナ、この二人の女性であった。
なおこの物語は、基本的に戦闘シーンとかは殆ど含まれません。そのため、バトル系の物語に食傷気味の方に、是非ご覧頂きたいです。
※カクヨムにも重複で投稿してます。