ルーヴェン王国第三王子、レイ・ルーヴェン
彼は世界で唯一「無属性」と判定され、落ちこぼれの烙印を押された。
やがて周りの者たちから疎まれる存在となったレイは、正体を隠し、祖国から遠く離れたリベルタ中央魔導学院へ入学する。
――しかし、それは表向きの姿。
レイはこの世の誰も持ち得ないような魔力を有し自らを魔王であると認識する。
そして裏から世界を操ろうとルーヴェン王家の暗殺を企ていた暗殺者、美人双子姉妹、大の猫好き魔族など、個性豊かな最強で美女なメイドたちの秘密組織『黒十華』を作った。
学院では個性豊かな仲間たちとの賑やかな日常を送りながら、その裏では主の思惑とは裏腹に黒十華が「主様が望んでいるはず」と思い込み、レイの知らないところで次々と世界の脅威を排除していく。
やがて交流戦をきっかけに、アストレア王国第一王女セレスティアや騎士アイリスたちと出会ったことで、王国に隠された陰謀、そして世界を揺るがす事件へと巻き込まれていく――
これは、一人の王子と最強の美女メイドたちが、笑いあり、戦いあり、涙ありの学院生活を送りながら、知らず知らずのうちに世界を救っていく物語である。