末端貴族の三男ハイド・ミスティコは、幼少期に誘拐され『通りすがりのおじさん』に助けられた経験があった。
おじさんの正体が貴族御用達の『情報屋』だと知ったハイドは、命の恩人にもう一度出会うため、護身術や魔法の鍛錬を積みながら情報収集を始める。
やがて貴族が通う学校に入学することになったものの、それまでの鍛錬の成果が実りすぎて学年主席の公爵令嬢に目を付けられてしまった。
目立ちすぎるとまた誘拐される可能性もある。ハイドはおじさんの手がかりを持つ伯爵令息の腰巾着として、また『情報屋ごっこ』の一環として地味な生活を送ることを決意し、本人にとっては慎ましやかなつもりの学園生活が始まるのだった。
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カクヨムに投稿していた作品の改稿版です。