43歳でアメリカのコンサル会社パートナーへと登り詰めた滝沢枝里子(たきざわえりこ)。彼女が神宮球場で見たのは、かつての同級生であり一時代を築いた名選手、大貫智一(おおぬきともかず)が引退試合で放った劇的なサヨナラホームランだった。
だが目覚めると、そこは小学生の自分の部屋。
夢にしてはリアルすぎる「コンサルタントとしての知識」「英語・スペイン語の語学力」が、その身に残されていた。
「私も野球しよかな」
男子に混ざり、子ども離れした経験を用いて頭角を現していく枝里子。また別の夢で彼女は「スポーツ専門医」「高校教師」といった様々な未来の自分を体験し、そこで得た知見をも現実のトレーニングやチーム作りに還元していく。
将来のプロ野球選手たちを巻き込み、制度の壁を打ち破り、目指すは女子選手による甲子園出場、というお話です。
2023年末のコミケに出して片手の指の数も売れなかった同人誌のWeb版です。昨日今年の夏の大会も終わったので公開することにしました。
ちょこちょこ改訂しております。