毎日朝10時に投稿します。
豆腐メンタルな頼運ですので、ハラハラドキドキは有りません。
出来るだけ登場人物も活動場所も少なくする予定です。
空き時間に直ぐ読み終わるよう、1話の文字数を少なくしてみました。
突然女神様の部屋に呼ばれた俺。
前世の知識はあるのに自分についての記憶がありません。
名前も仕事もまるで思い出せません。
ショタコンの女神様が転生先での姿形にこだわり過ぎたせいで、攻撃手段を何も貰えないまま10歳の少年の姿で異世界に放り出されてしまった元アラフォーのおっさん。
標準装備の無限収納・言語理解・鑑定はあるものの、使える魔法は身を守る為のバリアと回復のみ。
武器も防具もありません。
与えられた力を考えると、どう見ても大活躍する主人公では無く、冒険開始初期に死んでしまうモブ。
死ぬのは嫌。
何とか生き延びようと知恵を振り絞ります。
街の外は危険が一杯。
街の中も危険が一杯。
最初に着いた街の冒険者ギルドに引き籠り、生き抜くためにバリアと回復を磨きます。
目指すは転生初日に敗れた体長50㎝もある鼠の魔獣を単独で討伐する事。
果てしなく遠い目標に向かって、モフモフやホネホネと毎日を楽しみながら剣と魔法の鍛錬に精出します。
最終目標は、小さな家を買って、治療院を経営しながらこっそりのんびり暮らす事。
老後の穏やかな生活を夢見て、ギルドの治療室で日雇い仕事をしながらこつこつとお金を貯める少年のお話です。