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取得日時> 2026-10-22 07:19:04
一体契約のテイマーと十三番窓口〜眠そうな学園生は、裏で魔物案件を片付ける〜
昼は居眠りばかりの学園生。夜は、王都の裏の十三番窓口が抱える、正体秘匿の規格外テイマー。
この物語で味わえるのは、たとえばこんな夜です。
暴れる牙狼を止めるのは、剣でも魔法でもなく、八年分の刷毛の記憶。
六十年池を守ってきた老亀を動かすのは、亡くなった飼い主の「呼び方」。
王都に仕掛けられた十二個の爆発物を探すのは、飛竜の背に乗った少年と、街の鳩と猫。
魔物を力で従わせない。怯えている理由を見つけて、逃げ道を作って、向こうから来てもらう。そういう解決を、毎話一つ。
主人公のリオ・アルクスは、名門校の眠そうなテイマー推薦生。魔物を一体も連れていないので、成績の割に「変わったやつ」で通っている。
理由は、一度に一体としか契約できないから。
ただし、その一本の糸は誰よりも太い。魔物の習性と恐怖と欲求を読み、その場で一番必要な一体と、数分で契約を結ぶ。
夜の勤め先は、十三番窓口。
ギルドの受付は十二番まで。その先にある存在しないはずの十三番目に、国にもギルドにも持ち込めない厄介ごとが流れ着く。
そこにいるのは、帳面一冊で王都を動かす主任、眠らせ屋、毒味の料理人、剣聖崩し。番号で呼ばれる化け物たちが、眠そうな少年を、口には出さずに家族扱いしている。
昼の学園では、正体を知らない友人たちが少しずつ「あの覆面」に近づき、一人、また一人と、秘密を抱える側に回っていく。
夜の裏側では、魔物を道具にする国の影が、少年の過去に向かって伸びてくる。
もふもふと、裏稼業と、居眠り。
読み終えたあと、たぶん少し、動物に優しくなります。

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