柃華(リンホア)は、妃嬪でありながら後宮で人質として暮らしていた。ただ一人、柃華に優しくしてくれた皇后が亡くなり、4歳の蒼海(ツァンハイ)皇女が遺される。蒼海皇女は未来視の異能を持ち気味悪がられ、養育者が見つからずにいた。柃華は、皇女の継母となることを誓う。しかし隣国の王太子である柃華の兄が、不穏な動きをする。そんな折、柃華の元にやって来たのは侍女に扮した麗しの青年、凌星(リンシー)だった。凌星は皇子であり、未来を語る蒼海の監視と柃華の様子を探るために、後宮に派遣された。柃華は凌星と共に、兄の陰謀を阻止すべく事件を解決する。
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