八重山の島々の動物たちの話。
主に石垣島での出来事を書いています。
各話読み切りです。
2020年に、人生初のミルクボランティアをしました。
目が開く前の小さな乳飲み子が、元気に駆け回る仔猫に育つまで。
コロナの感染拡大で自宅待機を求められた3ヶ月は、ダイとソンがいたから忙しくも楽しかった。
石垣島には、年間100頭前後の猫が棄てられ続ける緑地公園がある。
八重山保健所には、首輪がついているのに飼い主が名乗り出ない犬たちが収容される。
子犬ならすぐ貰われるけれど、老犬はそうもいかない。
殺処分なんて悲しい運命は回避したいから、僕は譲渡ボランティアとして保健所の犬猫をレスキューしてきました。
※現在は犬専門の譲渡ボランティアがいるので、僕は猫のレスキュー専門になっています。
本作では、僕が実際に関わった保護猫や地域猫、保健所の犬猫のエピソードを綴ります。
得られる収益は全て、保護っ子たちのために使います。