その日、金持ちの男爵家の息子であるユーグは、貧乏伯爵家の娘だった婚約者の妹と結婚した。何を言っているかわからないと思うが、婚約者の妹と結婚したのだ。理由は、婚約者が結婚式を目前に駆け落ちしたからである。
援助を求めていた伯爵家と自分たちより高位の爵位を持つ貴族と縁を結びたい男爵家の利害が一致し、そのまま相手が妹にスライドした。
成金のおっさんに売られるところだった貧乏伯爵家の娘グレースは、姉の婚約者と結婚した。夫となったユーグは、グレースにも親切にしてくれる。
これはやむなく結婚した二人が信頼をはぐくんでいくお話し。
※いつも通り、緩めに!行きます。