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取得日時> 2026-06-19 16:04:03
まといものがたり
 神守として神の座する場を護り続け、日ノ本に降りかかる数多(あまた)の惡災を祓い退けてきた東城家。
その使命を全うするが為に東城家に代々生まれし五人の当主が自らを御魂とした。それは『五珠の御珠』と呼ばれ、これを受け継ぐ選ばれし者には、世に蔓延る『妖者』と言われる惡しき者を祓う力が与えられた。
【第壱章 護りたいもの、守れなかったもの……】
そしてこの五珠を受け継いだのは、ごく普通の高校生、東城舞美。舞美は、五珠の力を纏い、日ノ本屈指の宮司、嫗家の娘『嫗千里乃守』と雷獣、『羅神』と共に鬼斬りの刀『月下の刀』を手に日ノ本を惡の巣窟にせんと画策した最恐最悪の鬼、蛇鬼を完膚なきまでに打ち祓った。
【第弐章 悲しみを乗り越えなければ……何も護れない……】
それから数年後……またしても良からぬ事を策謀する者達が現れた。それは古の惡鬼、鬼弥呼を蘇えらさんとした六人の宮司達。その野望に立ちはだかったのは、東城舞美の孫娘、青井優。優は、舞美の形見刀『月下の刀』と妖者、武蔵坊辨慶から譲り受けた神の枕刀『平野藤四郎』を手に次々と迫り来る妖者達を祓い除け遂には、自らが祓鬼、鬼姫となり全ての惡行の首謀者、黒鬼を見事祓い五珠の御珠を取り戻した。
【第参章 人の業とは悲しきもの……人の命は儚いもの……】
青井優と共に黒鬼と相見えた火焔を纏う少女、井桁舞。その一人娘、神一縷は、幼き頃から既に神氣に目覚めていた。月下の刀の破片を求め迫り来た神に仕えし者『神面衆』……突如現れた神面衆の一人に母、舞は殺められてしまう。だがその時、舞の心の奥底に眠っていた嫗千里乃守の御魂が舞の身体に宿り、神面衆を討ち祓う。そしてそのまま、母として一縷を見守る事となる。その矢先、月下の刀に惹かれた謎の美女『月姫』が現れる。この月姫の正体は、鬼喰という人食い鬼でありその往時は、余にも悲惨で悲しい過去だった……。
そして第肆章……新たな物語の主人公は、幾多の苦闘を乗り越え、纏主として成長しつつある高校生となった神一縷。平和な日々が続く榊の街、いや……日ノ本に再び暗雲が立ち込めようとしている事を一縷は、まだ知る由もなかった。

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