【1.5万PV大感謝!】
付喪神や妖など摩訶不思議な存在がいる世界。
その中でも隆盛を誇る国……日ノ本。この国は太陽を信仰し、三種の神器の力で降り注ぐ陽光から霊力を物質に取り込み活用する陽光技術……その恩恵で外国を遥かに凌ぐ目覚しい発展を遂げた。
しかし日が昇れば影が出来るのが世の常。
この国には、人とも神とも妖とも違う怪物が巣食う異世界への入口があった。
これは現世と異世界を股にかけた人と異形との戦いの記録。そして、驚異的な速さで成長し、後に極彩の陰陽師と呼ばれる事となる天才少年の物語である。
(4話までのあらすじ)
なんて事ない高校生活を謳歌する少年白波
響(しらなみ
ひびき)。だが突如として禍々しい月と夜闇が支配する異世界──『影世界』へと迷い込み、『影』と呼ばれる異形の怪物に襲われる事となる。
そこに陰陽術で『影』を倒す陰陽師を名乗るギャルっぽい狐少女
尾皆
陽那(おみな
ひな)に助けられ、日常の裏で連綿と続く戦いへと巻き込まれていくのだった。
元の世界へ帰還する為に『影世界』を行く中、気配の無い『影』に不意を突かれ二人は危機に陥る。その時、瀕死となった響は異形の姿へと変身し、一撃で『影』を消し飛ばしてしまった。
そこへ『影人』という『影』の上位種が現れるも、響はその者と互角に渡り合い、またも姿を変えてこれを撃破したのだった。
その後、気を失った響は真っ白な不思議な空間に立っていた。そこで響は天女のような少女から己が人、鬼、天女、そして神の4つの力に目覚め出していると告げられるのだった……!
カクヨムでも掲載しています。