【本作のプロットはすでに完成済みです】
七年に及んだガリア戦争が終わり、計算屋レビルスはようやく掴んだ平穏に安堵していた。
だが、彼の願いは、元老院からの通達で打ち砕かれる。
「元老院最終勧告」カエサルを「国家の敵」と断定する、最後通牒
ルビコン川を渡り、ローマ世界全土を内乱の渦に巻き込む主君。
左遷された元補給官は、今やカエサルの「最高の頭脳」として、その覇業の根幹を担うことになった。
敵は、最強のローマ軍団。同胞同士の戦いが始まる
これはローマ人同士の、それぞれの譲れない**Dignitas(尊厳)**が激突する戦争だ。
戦場は、兵站(ロジスティクス)を超え、国家の政治や経済におよび、イタリア半島からローマ共和国全土で、計算屋は主君と共に突き進む。
※歴史知識チートなし、ハーレムなし。
英雄カエサルの『ガリア戦記』に続く、激動の『内乱記』を舞台にした本格歴史ファンタジー、第二部開幕。