人ならざるモノが跳梁跋扈し、時に害を為す。
『櫻ノ国』。日ノ本にあるその都で、退魔を生業とし守り続けてきた四家があった。その一つ、名は仙堂。
その仙堂家に引き取られた子が一人、名をいずみという。
いずみが仙堂家にやってきたその日から、運命の歯車は回り始める……。
実際はそんな真面目な話ではなく、見事なブラコン達が過保護に守り、そして甘え、周りの悪口雑言なんのそのと蹴散らし、偶に退魔のお仕事もする。そんなお話。
これは以前投稿した短編から、お話を広げようかと挑戦してみたものです。少し、設定が変わっています。本当に少し。
のんびり更新ですが、楽しんでいただけたら幸いです。