傲慢な婚約者である子爵令息アレンから、毎日のように罵倒され書類ミスを押しつけられ続ける秘書のアメリア。しかし彼女は知っていた。そのミスも無能なアレンの尻拭いも全て自分が裏で修正していたからこそ、その部署は回っていたことを。
にもかかわらず、常に自分を「下級民族」と蔑んでいたアレン。
婚約者である私の名前すらちゃんと覚えてくれていない。
それでも、アメリアはじっと堪えていた。
だが、無能なアレンからついに「お前のような使えない女は不要だ」と宣告された瞬間、アメリアの中で何かが切れた。
吹っ切れたアメリアは彼の望み通り婚約解消を自ら申し入れ、秘書の仕事も辞めてしまう。
そんな彼女が、生計を立てるために選んだ職業とは。
「結婚相談所&経営相談所」だった。
彼女が長年培ってきた「人を見る目」で彼女が開いた「相談所」は大繁盛する。そして噂が広がり、ついには隣国にまでその噂が。
ある日、その噂を聞きつけた隣国の王子が彼女の元へやってきた。
彼が、アメリアに望んだことは?
追放から始まるパッピーエンドのシンデレラストーリーです。