【MFブックス異世界小説コンテストで『特別賞』を受賞いたしました!】
たくさんの方にお読みいただき、本当にありがとうございます!
婚約破棄され、実家からも勘当された元伯爵令嬢のリーナ。孤独な彼女に手を差し伸べたのは、隣国で食堂「アンナの食卓」を営む温かい夫婦だった。二人の優しさに支えられ、リーナは地方都市アードベルで再出発することになる。
そんな旅の途中、魔物に襲われた彼女を救ったのは、若き騎士ジュードだった。その出来事をきっかけに、リーナの中で、日本で惣菜店に勤めていた頃の記憶が蘇る。
「魔物の肉? 食べるなんてありえない!」
そう言われて捨てられていた肉が、彼女の目には『極上の食材』に見えていて……。
「このお肉……唐揚げにしたら、絶対おいしい!」
カリッとジューシーな唐揚げ、出汁の香る味噌汁、極上プリン。彼女が振る舞う料理は、「魔物なんて食えるのか?」と疑っていた騎士団員たちの胃袋と心を、次々と鷲掴みにしていく。
普段は軽薄な騎士ジュードや、強面で知られる騎士団長までもが彼女の料理に夢中になり、リーナはいつしか「街の宝物」として溺愛されるように。
捨てられた令嬢が、おいしいご飯で居場所を作る心温まる和食スローライフ、開店です!
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