辺境伯夫人であるアトレイアは、絵を描くことが大好きな女性。
だがある日、針子のナターシャに唆《そそのか》された夫、リカルドから突然離縁を言い渡されてしまう。
身一つで下町へと放り出されたアトレイアだが、実は誰にも話していない秘密があった。
それは、彼女が前夫との子供を身ごもっているということ。
アトレイアはお腹の子を守り養うため、下町で洗濯屋の仕事をしながら絵を描き続ける。
アトレイアの描く絵はお忍びで下町へ来ていた貴族たちの間でも評判となり、やがて
"とある高貴な人物"
からの肖像画の依頼まで舞い込んでくることとなる。
アトレイアはその依頼を持ってきた騎士団長のロイドと共に、その依頼主の館を訪れる。
訪れた先で彼女を待っていたのは、まさかの国王だった。
美しく聡明な元辺境伯夫人×真面目で正義感の強い騎士団長(+心優しく朗らかな愛息子)
※恋愛、仕事愛、家族愛のお話です
※全7話。作者の方では完結済みです