逃亡を試みる度に刻まれる甘美で倒錯的な罰。「君が救いようのない外道だとして、僕が愛してはいけない理由になるのかい?」王子の歪な愛は、救いか、使命を阻む檻か。
以下詳細あらすじ。
公爵令嬢アリエルは、聖職者への暗殺未遂と巨額横領――その正真正銘の罪により、元婚約者の手によって断頭台へと送られた。死を覚悟し、気高き悪女として果てるはずだった彼女を救ったのは、隣国の第一王子ルイスだった。
強引に連れ去られた凍てつく王宮で、アリエルを待っていたのは溺愛という名の残酷な飼育。
しかし、彼女の瞳は命を賭してでも使命を為す決意を湛えていた。見据えているのは司教の首のみ。
食事中に逃亡を試みて失敗した彼女を、王子は膝の上に拘束し、その唇にパンとスープを流し込む。公爵令嬢としての矜持を赤子のような給餌で蹂躙され、身も心も甘美な屈辱に溶かされていく。
逃亡を企てる度、生活の全てが新たな"罰"で塗り替えられてしまう。移動も着替えも入浴も……そして、近づく体温と赤い耳飾りがもたらす既視感。
「君が救いようのない外道だとして、僕が愛してはいけない理由になるのかい?」
罪を認め、殺意を隠さぬ彼女をまるごと飲み込む、全肯定の愛。それは救いか、あるいは使命を阻むための極上の檻か。
――これは、罪を犯した女が、歪んだ檻の中で「本当の救い」を見つけるまでの物語。
※R18に抵触する直接的な描写ではないと思いますが、運営から勧告があれば移行します。苦手な方はご注意ください。
※旧タイトル:断罪された悪役令嬢は、なぜか隣国の美しい王子様に支配され溺愛されます。【※ただし、冤罪ではない】