男爵令嬢のマリエンヌはある日伯爵家からの縁談が持ち込まれた。
男爵領の立て直しの支援との交換として結婚。
夫のアベルからは初夜に
「子供は直ぐには作らない」と言われてしまう。その理由は二ヶ月後に侯爵令嬢と結婚したのだ。
この国は爵位によって持てる妻の人数が決められていて、伯爵家は二人まで妻が持てた。
妻の家格の違いで第一夫人なのに離宮へ追い出されたマリエンヌ。
夫もひと月に二回ほどしか訪れない。
そんなマリエンヌにはメイドのリズと庭師のバロンの二人しかいなかった。
ある日、侯爵令嬢が懐妊したと本宅のメイドが話しているのを聞いたマリエンヌとリズ。
これを期に離婚を決意するのだが・・
一方アベルもある事に悩んでいて・・
自分の気持ちを素直に伝えられない伯爵令息と、お金で買われたと勘違いする男爵令嬢の結婚生活。