宝石級美少女は電車に轢かれる一歩手前であり、死にかけていた。これは、死にかけていた宝石級美少女の命を天馬庵(てんまいおり)という俗に言う陰キャが救ったことから始まる物語だ。
二人はお互いに恋愛感情があるわけでもないのに、庵(いおり)は「俺と付き合えるか?」という『冗談』を言ってしまう。しかし、それを真に受けてしまった宝石級美少女は「......はい」とまさかのオッケーを出してしまった。
そしてお互いに恋愛感情が無いままに付き合いだした二人。始まるのは焦れったい二人の歩み寄りなのだが、学校でのいじめや、理不尽な暴力、忌まわしき過去との対峙など、様々な困難に二人は巻き込まれることになる。そう、これは一筋縄ではいかない壮絶な物語だ。※鬱展開、ドロドロの人間関係、暴力的な表現を含む描写が出てくるので苦手な方はご注意ください。とはいっても基本的に焦れったいラブコメしてます