「オシマイの概念だ」
我妻タマキは超陰キャコミュ症のネガティブ女子高生。他人怖いと教室の隅すら居心地悪く過ごす彼女は、何者でもない、そしてネガティブな自分に嫌悪し「変わりたい」という想いを密かに抱いていた。
その「想い」は「願い」となり、彼女は意思を宿した人形型の相棒──彼女の能力、リンカー──『ヒカリ』を現出させる。
キーワードは『克服』! タマキはマトモに戦うことは出来なくとも、並外れた観察力とヒカリとの出会いで自分の恐れを乗り越え、困難を『克服』していく!
日常生活も恐れない、陰キャとかコミュ症なんて言わせるな!
陰キャな現代人にこそ送る日常系能力バトル!
──これは、一人の『子ども』が自分を『克服』する物語。『大人』になるのではなく『一歩ずつ進む』ために──
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません