「リリアーナ。君を愛することはない。これは単なる契約であり、儀式だ」
伯爵家で「無能」と虐げられ、北方の「化け物公爵」ことジークフリートへ
生贄(いけにえ)として嫁がされたリリアーナ。
待っていたのは、触れるものすべてを凍てつかせる夫の、冷酷な拒絶だった。
けれど、リリアーナが彼に触れた瞬間、運命は音を立てて崩れ去る。
氷の呪いに蝕まれた彼の心身を救えるのは、
リリアーナが持つ、伝説の「太陽」の熱だけだったのだ。
「……離さない。君の熱がなければ、私はもう生きていけない」
あの日、冷たく突き放したはずの公爵様は、
今や一晩中リリアーナを抱き締め、他の男と喋れば周囲を吹雪にするほどの
超絶過保護な「執着夫」に豹変してしまい――!?
一方で、リリアーナを捨てた実家には、氷の王による苛烈な報復が始まろうとしていた。
冷酷(?)公爵×健気な太陽令嬢が贈る、
溶けそうなほど甘い、大逆転シンデレラロマンス!