島の救世主はロボット?それとも魔法少女?
島の平和を守るため、今日も可憐な乙女達が島中を駆けめぐる。
様々な人々を巻き込み、巻き込まれながら。
ロボットが実用化されてからはや10年が経ち、神奈川県沖にある人工島「青葉島」では、ロボット産業が花開いていた。
ロボット産業の最先端を行くこの島は、繁栄を迎えると同時に、あらゆる国々の産業スパイが暗躍する無法地帯になりつつあり、日々増加していくロボット犯罪の数々に頭を悩ませた島民達は「自分達の身は自分達で守る!」事を決意し、国に対して自衛権の行使を要求。
紆余曲折を経て、国はこれを認可し「自衛特区 青葉島」が誕生し、青葉島の島民は自衛権を行使すべく「ガーディアン」と呼ばれる自警団が誕生した。
自警団が設立して10年。
青葉島に古都、京都から1人の少女が降り立つ。
彼女の名前は神楽坂倫子。
極めて不純な動機で青葉ロボット工業大学へと進学した彼女は、来島したその日に島の洗練を受けることになる。
果たして彼女はこれから先、この島で何を見て何を聞き、そして何を学んでいくのだろうか?
そして青葉島の未来は?
※この小説は第一章のみ「カクヨム」さんでも掲載します。