正体不明の名工シドが作り上げた《白磁の鎧》を纏い、各地を旅する女剣士サラ。
神々の力を降ろす秘術《神羅万象》の使い手である彼女は、ギルド依頼で訪れた森で、幼くして多彩な魔術を操る、孤独な少年リュートと出会う。
不器用な剣士と、予測不能な魔術士。
数百年ぶりに姿を現した迷宮をきっかけに、ふたりの旅は、世界の命運を巻き込む戦いへと変わっていく――。
○旧題「サラとリュートの冒険譚」から改題しました。
引き続き本作をよろしくお願いします。
○更新について
基本週2回のペースで更新しています。
長期休暇中には連続更新できるよう、日頃から書き溜めています。
各話3
000〜5
000字ほどが目安です。
※1~4章は主要人物の登場回や世界設定に当たります。
長文ですので、お試し読みの方は、5章から読んでいただいても、支障ないように適度に説明をいれております。
冒頭の一節は終章の一場面になります。
おそらく100万字ほどで完結するかと。