辺境伯の次男ユートは妾の子だったため、不遇な子供時代を過ごした。
そんなユートを支えてくれたのが、優しくて勇気のある村娘イーリスだった。
いつしかお互い惹かれ合い、15歳になって成人したら駆け落ちする約束をした。
しかし15歳の時に受ける儀式「聖判の儀」で、ユートは家を破滅させると言われるゴミ職業「遊び人」になってしまう。しかもイーリスは「勇者」だった。
イーリスは国に保護されて離れ離れになった上、ユートは家の恥だと崖から突き落とされてしまう。
殺されかけた瞬間、ユートは走馬灯を見る。15年間の貴族の人生を。そして30年間の前世の人生を。
「この世界、前世でやってたゲームと同じだ!」
ユートはゲーム知識を駆使して最強の賢者となることを決意する。愛する人を救うために。
――といっても世界のすべてを知っているので、序盤さえ過ぎればイージーモード。金も宝も最強装備も全部ユートの物になっていくのだった。