前世で公立高校の数学教師だった男が転生した先は、魔法が存在するファンタジー世界。
しかし、その世界の魔術は致命的な欠陥を抱えていた。
無駄な装飾だらけの長ったらしい詠唱。
見栄えを気にするあまり跳ね上がった消費コスト。
「なんだこの非効率極まりない魔術式は……!」
才能や血筋、膨大な魔力を持つエリートだけが評価される歪んだ魔法社会。
魔力出力限界が低く「底辺」と嗤われる教師ノイは、前世の知識である『数学的理論』を用いて、異世界の常識を根本から変えてていく。
これは、一人の数学教師が、才能を潰されかけたはぐれ者の生徒たちと共に、権威に凝り固まった魔法世界を「論理」で覆す痛快学園ファンタジー。