「この価値のない役立たずめ! ここまで生かしてやったというのに、極小の収納魔法しか得られなかっただと!? お前など、もう必要ない! 辺境の地に追放してやる!」
十二歳になったら誰もが神からスキルを授かる。その儀式でユマが得られたスキルは――小石一つしか入れられない極小収納魔法。
アラカマン王国、王の庶子として生まれたユマは役立たずの烙印を押されて辺境の地に追放されてしまう。
が、転生したことに気づき、好きなように生きれると気にも留めない。それどころか、収納魔法の新しい可能性を見出した。
収納魔法を裏返し、ユマは収納魔法の内側の力を外側に反転させることに成功した。そのお陰で、空間を自由に操り、規格外の力へと変貌した。
そしてユマは追放された先で国を興し、追放された有能な人物たちと一緒に国を大きくしていく。
一方、ユマが好き勝手にすればするほど、祖国の人々は破滅の道を辿っていくのだった。