サンクチュアリ王国第二王女リゼットには、誰にも言えない秘密がある。
5歳の頃に蘇った記憶。
それはこの世界を舞台にした乙女ゲーム『アルコバレーノ∞』をプレイし尽くした、享年29歳(前世OL)の記憶だった。
そこからヒロインは、予想の斜め上をいきながらも無事、エンディングを迎えたのだが、このゲームには続編があった。
続編でのリゼットの役割はヒロインの前に立ちはだかる意地悪で我儘な王女。
「お姉様には逆らわない、ヒロインには極力関わらない」を信条に、目立たず平穏に過ごすことを決意した、「王女としての平穏な暮らし」を目指すお話です。
序章は短編を少し本編に合わせて一部、加筆修正したものになりますが、大筋はかわりません。序章(一人称)→本章(三人称)に変わります。