――頼れるのは、自分の拳だけ。
皇城では下女として掃除に荷物運びに大忙し。
ギルドでは副業ポーターなのに、なぜかモンスターと戦闘。
ベルナド・ウィンズ帝国で働くリナルタの毎日は、
酔っぱらいをワンパンしたり、性根の腐った傭兵を拳でぶっ飛ばしたり――まさに“筋肉と拳”で乗り越える平凡(?)な日々。
そんな彼女に、突然、第三皇子が告白してきた!?
「え?
私に?
なんで?」
「――どうか、この国を一緒に変えてほしい」
並外れた腕力を持つリナルタと、
権力ゼロだけどまっすぐな第三皇子が織りなす、
殴って笑えて、ちょっとときめくラブ(?)ファンタジー、ここに開幕!
※本作は他所様で掲載している作品の改稿版になります。