死んだと思ったミツボシは、意識が戻ったら異世界に召喚されていた。
他に勇者召喚された皆はチートスキルを授かってるけど。なぜか俺だけ――
「料理人?」
「ぷっははっ……ハハハハハハハっ!おいおいこのオッサン闘う為に異世界に呼ばれたのに職業が料理人かよっ!マジでウケるっ!」
と戦闘向きじゃないスキルを授かり、俺は皆んなからバカにされ、すぐさま森に放置される。
人里離れた森で家庭菜園をやり、異世界の生活は困難を極めると思いきや「料理人スキル」が役に立つ。
「――う、うっ、うめえーっ!」
普通に異世界の食材も美味いし、自分で作った農作物もめっちゃ美味い。
更に日本の調味料で作った料理はもう最高!
美味いメシとお酒。
そして可愛い女の子がいれば、ここが異世界でもいいじゃない。
これは一人の男が美味いメシくって、異世界をメシを堪能して自由生活する――!!の物語