Eランクの鑑定スキル【刻紋鑑定(ルーン・リード)】触れなければ読めない。遅い。曖昧。——ゴミだと笑われて、Aランクパーティーを追放された。
だが、辺境の記憶迷宮に足を踏み入れた瞬間、すべてが変わった。
壁に宿る三千年前の紋が、俺にだけ読めた。Sランク鑑定士には一生見えない深層が、琥珀色の光となって指先に灯った。
冤罪の巨乳騎士。記憶を封じられたエルフの王女。元奴隷の獣人情報屋。——訳ありの美女たちと組んだ新パーティーで、迷宮を攻略し、教会の陰謀を暴き、世界の真実を読み解いていく。
これは「読む者」が「刻む者」に至る、追放と逆襲の物語。