湖面に浮かぶハーモニア大学附属学院。都会とそれを繋ぐ一本の水上道路には、こう書かれている。
SALTUM
IMAGINATIONIS
IN
FUTURUM
ACCIPIANT
QUI
PER
HUNC
PORTAM
INTRANT
(この門をくぐる者、未来を想像する跳躍を得よ)
失った妹の記憶に縛られた少年リュウは、雇い主・澤谷ソウイチの娘として暮らす「妖精アヤカ」を護衛するボディガード。
『フェアリーキッド』は世界でたった一人のマイノリティ・澤谷アヤカを巡り、犠牲と共鳴を問う物語。
妖精とAI、個人と群集。
2052年の近未来と神話が交錯し、ひとつの心が終わりなき輪廻を超えることを問う。
※序章を改稿作業中です
※小説内の全てにおいて無断使用・AIへの利用は禁止です
※テンプレ要素はありません(テンプレを求める方のご希望には添えない物語だと思います)
※出来る限り現実に近付けた近未来世界です。作者自身の思想は本編にはほとんど含まれてません。
参考文献
現代社会・心理学・AI(科学)・古典ファンタジー(妖精の設定はビジュアルだけ妖精画が流行った頃。あとはケルト神話。小さくて可愛い妖精はほとんど出て来ません)
この作品はカクヨムにも掲載しています。