「蘇生は終了しました。死んだら自己責任です」
その日、世界は初めて“死”を思い出した。
勇者を何度でも生き返らせていた神父が、仕事を辞めたからだ。
毒も、呪いも、欠損も。
――全部、「はい、アーメン」で片付いていた。
そんな都合のいい世界は、たった一人のワンオペで回っていた。
「……あ、これ俺が魔王倒したほうが早いわ」
その結果、勇者も、国家も、神すらも詰み始める。
これは、他人の失敗の後始末をやめた男が、
世界ごと仕事を放棄する話。
短編版が日間ランキング上位獲得ありがとうございます!
連載版では、世界がもっと無様に詰んでいきます。