これは、知られざる物語。
辺境銀河第三帝国皇帝 クスノキ・アスカの過去話。
何も持たず、名前すら無く、スペアボディと呼ばれていた一人の少女が第三帝国皇帝となるまでの物語だ。
そして、これはそんな彼女を見出し、導き、そして散っていった。
一人の人ならざる者の物語でもある。
注:この作品は「銀河帝国皇帝アスカ陛下、悪虐帝と呼ばれ潔く死を遂げるも、森の精霊に転生したので、ちょっとはのんびりスローに生きてみたい」の前日譚です。
なお、いわゆる後出し前日譚と言うものなので、別にこっち先に読まなくても問題ないと思いますが。
新しい分、こっちが正史?
注:途中から、設定資料的な過去話を無理くり繋げてますが。
宇宙駆け世界の根幹を成す空白の半世紀時代のお話となります。