【二人の視点(POV)で綴る、めんどくさい人間関係の話】
「友情と恋愛は似てるからな、間違えることもあるよ」——崇直
登場人物は全員片思いから始まる。
すれ違いだらけの青春群像劇。
日向亘は大学院生。帰国したばかりの春、紅緒という少女に一目ぼれする。
笠神崇直は司法修習生。亘と出会った日、自分が人と違うことに気づいてしまう。
庵野紅緒は大学四年生。崇直の双子の弟・直樹と中学時代から付き合っていた。
笠神直樹は高三の夏、十八歳という若さで病に倒れる。
同じ時間を過ごしていても、
言葉の受け取り方は人それぞれ違う。
その小さな齟齬が、滑稽さになり、切なさになる。
メインは♂→♀、
そこに少しだけ♂→♂が混じる。
アオハル以上、大人未満。
多視点で描く、ややこしくて不器用な青春群像劇。