―――旗を掲げよ!例え全裸であっても。
男は運悪く時空の狭間に落ちた。何も無き場所で消耗し、枯れは果て、自我すら恨みただ終焉を望んだ。
世界を渡る存在の哀れみで介錯されようとする刹那、深い安堵と共に「何もできなかった」ことを時遅くも後悔している自分に気づき、さらなる気まぐれにより、記憶を失い見知らぬ場所で目覚める。
そこは多種多様な種族が住み、そして少しずつ終焉に向かっている世界。
一度は終わった男の手には導くように、旗が掲げられていた。
※伝説のシャベル
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