魔力があるのに、なぜか魔法が使えない伯爵令嬢のリリアーヌ。彼女には、腹違いの妹のミラベルがいる。
姉より優秀な自分が伯爵家の後継者ではないことに不満をいただき、姉のリリアーヌを排除したくてたまらないのだ。
そんな2人が学園に入学して寮生活を始めてすぐに、妹が動き出した。リリアーヌは妹に罵られた挙句、突き飛ばされれしまう。
その衝撃で転倒したリリアーヌは意識を失い、目が覚めると目の前に超絶美形の貴公子がいた。それは、このクラス唯一の平民である、アルフォンスだった。
同時に前世の記憶を取り戻したリリアーヌは、ここは前世の乙女ゲームの世界だと理解し、前世と現世の記憶を合わせていく。
せっかく前世の記憶を持って転生したのに、このゲームをプレイしておらず、前世の妹から日々聞かされていたラビリンス学園。通称『クリアしないと死ぬゲーム』のため、攻略者との恋愛発展を目指す。
だが、4人いる攻略対象の誰かとハッピーエンドを向かえないと死ぬ運命にもかかわらず、まったく好感度を上げられる兆しはない。
それもこれも、常に一緒にいるアルフォンスが、いい感じに妨害してくるから、うまくいかないのだ。
彼との仲を深めるに従い、リリアーヌの心境にも変化が──。
攻略対象ではないと知りつつも、平民のアルフォンスに心惹かれていき──。
クリアしないと死ぬゲームという葛藤の末、リリアーヌが選んだ結末は──!?