「世界を守ってくれ」――過労死の果て、世界樹に導かれ転生した青年ルーク。
彼が手にしたのは、最強の星霊剣と、もふもふな最強霊獣フェデ(犬)、そして世界を統べる『精霊王』としての規格外な力だった。
「でも俺、今度こそのんびりスローライフがしたいんです!」
その願い通り(?)、ギルドの測定器を破壊してしまったルークは、数値エラーにより『最低のDランク』判定を受けることに。
「よし、これで目立たない!」と喜んだのも束の間、隠しきれない実力は勇者や騎士団の度肝を抜き、やがて世界中が彼を放っておかなくなる!
可愛い六精霊と戯れながら、魔物もトラブルもワンパンで解決。けれど、運命は彼をただの冒険者では終わらせない。
完璧な勇者エリシアとの出会い、親友となる王子オスカーの闇堕ち、そして迫る魔王の影。
これは、Dランクの皮を被った精霊王が、愛犬と共に理不尽な悪をぶっ飛ばし、最終的に世界を救って幸せになるまでの物語。
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舞 台: 世界樹の守る大地「アルボリア」
大陸の中央にそびえる世界樹《ユグド・アルボル》によって支えられた、剣と魔法の世界です。
ルークたちが暮らす大陸東側は平和で文明的な「黎明(れいめい)の地」ですが、西側は魔王の瘴気に覆われた危険な「黄昏(たそがれ)の地」となっており、世界は常に光と闇のバランスの上に成り立っています
。
一見のどかな日常の裏で、世界樹の力が弱まり、各地で「崩壊の予兆」が静かに始まっている……そんなギリギリの時代が物語の舞台です。