会社の帰りにトラックに引かれ、死亡してしまうことになる堀川玲人。
そこに一人の少年が堀川玲人の前に姿を現す。
その少年の名はメル=ビクトリア――すべての元凶となる者だった。
そして、メル=ビクトリアの手によってリンメル=フロストメイルとして新たに生を授かり転生を果たすことになる。
だが、その転生は前世の記憶を断片的にしか引き継げておらず、さらには人類側と魔人族との戦争が始まりかけていた。
その戦争の果てに堀川玲人は魔王と呼ばれている者に出会うことになる。
そして知ることになる――世界の真実と、己の存在意義について……
それでも、明日の…未来のために戦うために堀川玲人は数多くのものを失っていくことになる。
ただ堀川玲人のそばに残ったものは……