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取得日時> 2026-10-12 22:24:03
私のことが嫌いらしい英雄に恩返しを!(とはいえ毎日死にかけるのやめてもらっていいですか!?)
「君を愛するつもりはない」とかどうでもいいので恩返しさせてください!
 これは150年越しの恩返しのお話。
 いや、死にかけ王弟と恩返しの花嫁のお話?
 よくあるセリフだ。
「君を愛するつもりはない」
 なんて新婚ほやほやの旦那様に言われても、
「承知しました!」
 くらいしか言うことがない。レクシアは愛されるために結婚したわけじゃないのだから。
 そんな花嫁レクシアは150年前、魔王を倒し世界を救った英雄と共に戦った魔術師だった。
 だが今はガルディスタ王国の公爵令嬢。
 彼女は英雄を救うために、記憶を残して転生したのだ。
 前世英雄な旦那様ことエイデンはもちろん、転生した記憶は綺麗サッパリございません。
 なのに前世のとある”できごと”を引きずってか生まれた時から女性不振。いや、”結婚不信”。
 
 150年前魔王を殺した英雄は、魔王を愛していた王女によって呪いをかけられていたのだ。
 前世は呪い殺された上、生まれ変わってもこの呪いは消えることなく、今も彼は呪われ続けていた。
 
 エイデンが人助けをするたびに、エイデンには”死”が訪れる。
 今世でのレクシアの目的は、彼を呪いから守りつつ、その呪いを完全に解くこと。
 彼を生かすために。前世で彼がそうしてくれたように。
 とはいえ、何にも知らずに死にかけ続けるエイデンを前に、
「ちょっとは遠慮して……!?」
 とぼやくこともしばしば。
「まあいいや……呪いを解いてさっさと国に帰りますかね」
 やれやれと小さなため息と共に、穏やかな余生に想いを馳せながら、
 今日も今日とて旦那様の命を守る、そんなレクシアの奮闘記です。
 

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