主人公は幼馴染と一緒に、ごくありれた異世界へのクラス転移に巻き込まれ、魔王討伐を依頼された。よくある話だ。主人公が転移にあたって得た能力は特別高くはなかった。だからといって全く能力がなく追放なんてこともなかった。
最初はよくあるクラス転移だと思われていたが、主人公たちを召喚した王国や魔族たち、様々な思惑が入り乱れて、主人公は思わぬできごとに巻き込まれる。主人公と幼馴染、その仲間たちはどうなってしまうのか。
これは勇者ではなかったが、追放されるほど無能力でもなかった主人公が、異世界を生き抜いていく話です。
どちらかと言えばシリアスよりなのでキーワードにシリアスを追加しました。ただしシリアス過ぎず、主人公と一緒に異世界での冒険をちょっぴりハラハラしながら楽しめるような作品を目指しています。また主人公以外の視点も交えて描いているので、キーワードに群像劇も追加しました。
（追記）
いよいよ第４章に入ります。第４章はこの物語のクライマックスの一つとなる章です。
ちょっとだけネタバレすると、第４章は主人公たちにとって転機となり、これまでの伏線のいくつかが回収され、その上、ちょっとしたミステリー要素を含んでいて世界的文学作品のオマージュにもなっているという、属性テンコ盛りの章となる予定です。
作者自身がこの作品は、最初はちょっと世界観の描写とか多めですけど、頑張って読んでもらえば、この先どんどん面白くなりますよーって、一所懸命宣伝しているようで、ちょっと恥ずかしいのですが、それだけ力を入れて書いているということで大目に見てください。
というわけで、騙された？！ と思って作者としてもちょっとだけ自信のある第４章まで物語を追ってみていただけると、うれしいです。
また、『心優しき令嬢の復讐』シリーズの短編（ジャンルは異世界恋愛ものにちょっぴりミステリーテイストを加えたもの）を三つ投稿していますので、是非読んでみて下さいね。どれもちょっとした落ちのある作品で、最後に、あっと言いたい方には特にお勧めです。
カクヨムにも投稿しています。